【小さいスマホが好き】Unihertz Atomのレビュー【半年以上使ったよ】

Unihertz Atom 随筆
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Unihertz社の小さいスマホ「Atom」を使い始めて半年以上が経ちました。検索からこの記事に辿り着かれたということは、小さいスマホにご興味がおありのことと思います。

この記事では、Atomを使い始めたきっかけから、使った感想、トラブル対応のことまでいろいろと書いていきたいと思います。可愛くてとても気に入っています。

私の生活におけるスマホの役割

私はパソコン派の人間でして。普段、仕事を終えて家に帰ってきたら、早々にノートパソコンを開いて、そこから後の時間はLINEもTwitterもほとんどスマホではなくパソコンで利用するような生活をしています。

また、外であってもスマホにかじりついて何かをしたい、ということがあまりないのです。考えてみれば、LINEやTwitterを少しやり、サブスクで音楽を聴き、たまに写真を撮り、バーコード決済するぐらいなのです。

そうなってくると、スマホの画面が大きいことや、高性能であること、それに高いお金を支払うことが馬鹿らしく思えてきてしまっていました。片手で操作できないほど大きくて、落としたら割れてしまう、高価なもの。あぁ、なんと嫌なトレンドかと。

スマホに求めるもの

整理すると、私がスマートフォンに求めるのは以下の条件ぐらいでした。

  • 基本的なアプリがとりあえず一通り使えること。
  • そんなに高くなくて、小さくて、壊れないこと。

そういうわけで、小さくてそこそこ使える安めのスマホを探してみようと思い立ったのでした。

小さなスマホのスペック比較

ここで、私が購入したAtomの話をする前に、世間で注目を集めている小さなスマホのスペックを比較してみます。下表をご覧ください。横幅が足りない場合はスクロールで見ることができます。

比較項目 Atom Jelly Pro Palm Phone KINGKONG MINI
価格 29,399円
※Amazon.co.jp
※2020.1.24時点
13,799円
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45,630円
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133.71ドル
(14,647.73円)
※gearbest.com
※2020.1.24時点
メーカー Unihertz Unihertz Palm CUBOT
本体サイズ 96x45x18mm 92.4x43x13mm 50.6×96.6×7.4mm 119x58x12.1mm
重さ 108g 60.4g 62.5g 記載なし
カラー Space Black Pearl White
Space Black
Sky Blue
titanium
gold
Orange
Red
OS Android 8.1 Android 7.0 Android 8.1 Android 9.0
CPUコア数 Octa Core Quad Core Octa Core Quad Core
CPUクロック 2GHz 1.1GHz 1.4GHz 2GHz
メモリ 4GB 2GB 3GB 3GB
ストレージ 64GB 16GB 32GB 32GB
Micro SD対応
バッテリー 2000mAh 950mAh 800mAh 2000mAh
ディスプレイ 2.45inch 2.45inch 3.3inch 4.0inch
ディスプレイ画素数 240×432 240×432 1280×720 1080×540
画素密度 201ppi 201ppi 445ppi 302 ppi
メインカメラ画素数 1600万画素 800万画素 1200万画素 1300万画素
フロントカメラ画素数 800万画素 200万画素 800万画素 800万画素
ネットワーク 4G 4G 4G 4G
防水・防塵
その他
IP68
タフネス仕様
IP68 記載なし
タフネスっぽい
公式サイト 外部リンク 外部リンク 外部リンク 外部リンク

この中では、CPU、メモリ、ストレージはAtomが強いですね。何を良しとするかですが、サクサク動いて雑に扱っても大丈夫なスマホがいい、とするならAtomがよいでしょう。デザインはPalm Phoneが洗練されている印象。

私はPalm Phoneの方がかっこいいと思っていて、実は購入する際、私はAtomかPalm Phoneかで迷っていました。結局、新婚旅行とフェスを控えていた時期だったので、価格やバッテリー容量、タフネス性を考えてAtomにしたのでした。

続いて、私が購入したAtomについてじっくり紹介していきます。

Atomのいいところ

小さい

小さい。あと、厚みがあって握りやすい。このため手を滑らせて端末を床に落としてしまうようなことがありません。指、画面の端まで届きます。

サイズ感、握った感じ

96x45x18mm、108gと言われてもピンと来ないと思うので、写真を参考にしてください。ボディはシリコン?ラバー?の外装で覆われていて、一般的な硬質なプラスチックや金属と比べて手に馴染む感じがします。

握れる。私の手のサイズは成人男性の標準ぐらいだと思う。筆者撮影。
厚みはある。筆者撮影。
輪っかのある短めのストラップをつけて、指にかけて握っている。 筆者撮影。

タフネススマホの安心感は大きい

握りやすくて落としにくいというのもありますが、そもそもタフネス仕様なので、「落としたら壊すかも」ということを気にしなくていい。これは私のようなどんくさい人間には非常にありがたいです。

思いのほか良スペック

サクサク動きます。価格から言うとかなり良スペック。スマホに大した役割を期待していない人にとっては、有り余るスペックの良さです。当然ながらBluetoothやテザリングなども使えます。

ダメなところ

打ち間違い

画面が小さいのでソフトウェアキーボードも小さいです。日本語のフリック入力は問題ないが、QWERTYキーボードは慣れるまでヤバいです。慣れてもまあまあヤバい。

FeLiCaは使えない

また、NFC対応ではあるものの、FeliCaには非対応。よって、おサイフケータイやSuica, ICOCAなど交通系IC機能は使えません。

画素の粗さ

一次元バーコードの表示がたまにつぶれる

画素の粗さのため、一次元バーコードを画面に表示した際、店舗のリーダーでうまく読み取ってもらえない場合があります。

私の体験では、例えばPontaカードはバーコードを拡大表示できず、読み取ってもらえません。一方、例えばLINE Payは拡大表示できるので大丈夫。なお、二次元バーコード(QRコード)は私の体験の中では今のところすべて読み取ってもらえています。

工夫

画面回転を制御するアプリを入れると一次元バーコードの読み取りにおいて役に立ちます。

強制的に画面をヨコ向きにすることで、画素が足りるようになりうまく表示できたりすることがあります。なお、この方法は完全ではありません。ダメなときはダメです。

便利な使い方の例

私がやっていることですが、ジョギングをする際にAtomを直で握って走っています。

ワイヤレスイヤホンを接続し、好きな音楽を再生しながら、財布は持たず、家の鍵はポストにでも入れて出かけます。非常にコンパクトでよろしい。喉が乾いたらコンビニに立ち寄りLINE Payで飲み物でも買えばいいです。

その他気づき

どうでもいいですが、Atomを操作していると、それを見た人から「その端末は何か」とやたら聞かれます。スマホだ、と答えてもすぐに飲み込んでくれないことがあります。ちなみに「●●かと思った」の第1位はICレコーダー、第2位は音楽プレーヤー、その他ストップウォッチなど。

トラブル(外装の剥がれ)対応のこと

使い始めて数ヶ月、外装のラバー?シリコン?が剥がれてきました。この件に関して、以下の記事に経過を詳しくまとめたので参照いただければと思います。

Unihertz Atom 外装が剥がれて新品に交換してもらう際の流れ
Search Consoleによると「atom 剥がれ」でこのブログにアクセスがちらほらあります。 もう昨年(2019年)夏から秋のことですが、愛用しているUnihertz社のスマホ「Atom」の外装(ラバー?シリコン?)が剥がれました。 ...
 

まとめ

以上、雑駁ながらAtomの感想を書きました。気に入っています。まとめると、スマホに大した機能などを求めず、小さければ小さいほうがいいという人にとってはおすすめです。

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