犬と赤ちゃんが一緒に暮らすためにやること3つ

育休・子育て

我が家にはハイパーかわいい愛犬〝ふーちゃん〟がいる。

2022年12月に保護犬として6歳(人間で言うと40歳ぐらい)で迎え入れた犬(かわいい)である。その後、我が家は人間の子(娘)を授かったので、人人人犬の4人家族となった。

ということで、犬(サイコー)がいる家に赤ちゃんを迎え入れ、一緒に暮らしていくための工夫について、我が家の事例を紹介したい。

赤ちゃんと犬(神)とが一緒に暮らすにあたって重要なポイントは以下の3点だと思っている。

  • 赤ちゃんと犬が物理的に接触しないための工夫
  • 家族が犬アレルギーを起こさないための工夫
  • 犬がストレスを溜めないための工夫

これらについて詳述したいと思う。

赤ちゃんと犬が物理的に接触しないための工夫

あまり躾が行き届いていないわんぱく犬を前提とするなら、犬がわーっと飛びかかっても赤ちゃんに触れられないように、赤ちゃんと犬を空間的に隔てる必要がある。

ベビーベッドはハイタイプのもの

低いタイプのベッドだと犬が柵の隙間から手を伸ばして爪で引っ掻いてしまったり、赤ちゃんの顔をペロペロと舐めてしまったりする可能性がある。その点、ハイベッドにすれば物理的に届かないので立派な対策になる。ということで、我が家ではそのようにしている。

ついでに、ハイベッドはパパママの腰にも優しい。赤ちゃんを抱き上げる時にぎっくり腰になってしまう可能性を減らすことができる。その点でもおすすめである。

持ち運びできる柵を使う

持ち運びできる柵が色々と使える。

基本的には下図のように、部屋と部屋を間仕切りするとか、ペットサークルの足しにするとかの使い方である。

それ以外にも、ソファとスツールを囲って赤ちゃんの授乳スペースを確保したり、

赤ちゃんのお風呂のときにベビーベッドから風呂場への動線を確保したりできる。

何かと便利なので1枚持っておくと便利である。パタンと折って形を変えられるタイプのものがいい。

ハイローチェア

家事の都合上、ベッド以外にも赤ちゃんをとりあえず置いておけるスペースは必要になるが、その際に役立つのがハイローチェアである。

我が家ではコンビのネムリラをレンタル屋さんから借りた。やたらでかいので買うのもなぁという感じ。

面倒でなければメルカリか何かで買って不要になったら売るというのでも構わないと思う。

家族が犬アレルギーを起こさないための工夫

犬は毛やら何やら撒き散らす。これがアレルゲンとなる。大量のアレルゲンに長時間晒されることでアレルギーを発症してしまうので、被曝アレルゲンの総量を減らすために、

  • 部屋からアレルゲンを回収する
  • 犬からアレルゲンを回収する

という作業が必要になる。

空気清浄機を設置する

まずこれ。部屋の空気中に舞うアレルゲンを回収する。

我が家ではリビングと赤ちゃん部屋にそれぞれ1台ずつ設置している。

リビング用。でかい。
右のやつが空気清浄機。6畳用。赤ちゃんのベッドサイドに置いてある。

空気清浄機はアレルギー対策のみならず、犬の匂いや犬・赤ちゃんの糞便の匂い対策にもなるので、とりあえずあって損はない。

掃除機はお手軽に毎日かける

掃除機は毎朝、全部屋かけている。寝室からリビング、トイレまで全部である。

ただしものすごくテキトーにかける。隅々まできっちりやろうとするとしんどいので毎日やるのが億劫になってしまう。あくまで、アレルゲンの総量を減らそうという趣旨であるのでテキトーでいい。

この、「毎日テキトーに掃除機をかける」という習慣づくりに一役買っているのが、マキタのコードレス掃除機である。

コードありのものはもう、コードを出し入れしたりコンセントに抜き差しするだけで超面倒くさい。コードレスだからこそ毎日続いている。

なかなかハイパワーだし40分ぐらい稼働する。

ちなみにマキタはバッテリーが便利である。そもそも同社はインパクトドライバーやら電動ドリル、チェーンソーなど電動工具を数多く作っている会社であり、このバッテリーはそれらの工具と共通で使用できるようになっている。

犬は毎日ブラッシングする

犬の皮膚の健康をキープすることも大切である。皮膚の状態が良くないと、毛やら角質やら抜け落ちてしまうわけである。

毎朝、掃除機をかける前に犬のブラッシングを行う。で、その毛諸共、掃除機で吸ってしまうといい。

毎日まめにブラッシングしていると、そもそも抜け毛自体が少なくなってくる。

犬がストレスを溜めないための工夫

我が家の犬(ふーちゃん、とてもかわいい)は経産犬であるせいか、人間の赤ちゃんに対してさえ母性を働かせてしまうようである。泣けば駆け寄るし、ぺろぺろと舐めたがるのである。かわいい。が、それゆえにストレスを溜めてしまわないための工夫が必要と考えている。

赤ちゃんのことを気にせず寝てもらう時間・空間を設ける

我が家は1部屋まるごと犬部屋にしており、赤ちゃん部屋とは遠く離れた場所にある。犬は昼間はリビングでぐうたらと過ごし(かわいい)、夜は犬部屋で寝ている(かわいい)。

他の記事用に作った画像を引用しているので妻が寝ているバージョンの挿絵になったけど妻が寝てばかりとかそういう家庭じゃないよ!夫婦ともによく動く家です。

オイルヒーターと加湿器を自動化して、冬は夜になれば室温19〜21℃・湿度55%〜65%をキープする仕様となっている。

そもそも犬はよく寝る生き物である。それが赤ちゃんの泣き声で寝られないとなるとストレスを溜めてしまうので、夜はしっかりと自分の部屋で休んでもらうこととしている。

いつもと違うところへ散歩に出かける

何事もマンネリの毎日では犬自身も面白くないので、たまにではあるが、いつもの公園ではなく遠くの公園に連れて行くなどしている。

先日は大阪府民の森・むろいけ園地に出かけたがやはり初めての公園などは嬉しいようである。2時間以上もぶっ続けで歩き続けたその日の夜はぐっすりと眠れたようである。

まぁ無理しない範囲で

無理しない範囲で、犬にも人間にも優しい生活空間が作れたら良いのかなと思っている。

みんな大切な家族だもの。

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