スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ネタバレなしライトファンの感想

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け チケット映画

こんにちは。てっち(@killtimetetch)と申します。

2019年12月22日に大阪梅田の大阪ステーションシティシネマにて「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。エピソード9で新3部作の完結編にあたる今作、面白かったと思います。ネタバレしないように感想を記します。

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スター・ウォーズに求めるもの

チャンバラ、ヒーロー

まず、スター・ウォーズに求めるものがライトセーバーでのチャンバラの面白さだとしたら、EP1~3にはさっぱり敵いません。たくさんのジェダイが出てくるわけでもなく、ドゥークー伯爵のように痺れるかっこよさの敵キャラもいません。 ジェダイ滅亡後の世界だからそれは仕方ないと思います。

今3部作は戦闘シーンはそこそこに、もどかしい人間性を描くストーリーに振り切っているように思います。 ライトセーバーのダサい一振りに人間性がにじみ出ます。賛否はあるだろうが、 私は「人間臭さ」がスター・ウォーズの面白さだと思っていたので、大いに賛成します。

愛と憎しみ

スター・ウォーズに求めるものが愛と憎しみの物語だとしたら、これもまた旧作、特にEP1〜3のテーマだったと思います。新3部作には今までの伏線の中で、そんなテーマはありませんでした。

若者らしい現代人らしい物語

代わりに、じゃあ何かと言えば、、、「若者らしい現代人らしい葛藤」というのがテーマになってくるかもしれません。また、より群像劇的になったかもしれません。新3部作は、愛・憎しみという強力な要素を欠いている一方で、個人それぞれの愚かさ、未熟さ、迷いと、ほんの少しの成長、といったものを丁寧に描くのが上手だったと思います。ディズニー的だな、とか、ジブリじゃないんだから、とかいうのは置いておきます。

丁寧に描かれた精神世界

愛と憎しみというテーマを欠いたからか、スターウォーズが描く精神世界は旧作よりも複雑化したように思います。「若きジェダイなりの暗黒面との戦い」という枠組みの中で、万物のフォースとつながるジェダイの精神、ましてや未熟なのだから、それは本来もっと難しい精神世界であるはずです。そこを描くのが上手だったと思います。今作はグレーゾーンの描き方が上手だと思いました。

レイはジェダイとして、カイロはシスの暗黒卿としてそれぞれ未熟であることが、光明面と暗黒面の境界のあいまいさ、揺れる心の振れ幅を増しています。あいまいな明と暗の境界と、未熟な2人の心を丁寧に描くことによって、旧作が作り上げた構図を壊すことなく、現代人にとっても共感の深い形で豊かな精神性を上手に描き出しているように思います。

また、先述のような難しい心の動きを、2時間ちょっとの中で説明しすぎることなく、上手に描く映像が美しいと思いました。精神世界と現実世界の境目のない演出もいい。

ご都合主義は仕方ない

よくぞ伏線を回収してくれたと思います。特にカイロの物語はとても美しい決着でした。最後はきれいにまとまっています。 事前にEP7,8を復習しておくとよいと思います。

あれ、こんな設定だっけ、とか、あれ、ここの人間関係は?とか、それなかったことになってない?とか、気になる部分は少々あります。今やディズニー映画です。ご都合主義なのは仕方がないと割り切って観る必要がありますが、鑑賞後の満足感は高く、結末を見届けることができてよかったと思います。

この記事は、以上で終わりです。

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